webコンソールで表示言語を変更する方法を紹介します。
今回は仮想アプライアンスとしてpalaoltoを利用しており、PAN-OSバージョンは「10.2.0」です。
webコンソールの表示言語の変更方法
ログイン直後のデフォルトの言語は英語です。
今回は英語→日本語へと変更します。
1.ログイン後にコンソール画面の右下の「Language」をクリックします。
2.「Language Preference」のポップアップ画面で変更したい言語を選択します。
3.選択したら「OK」をクリックします。
この後に一度ブラウザ画面がリロードされます。
4.リロード後に表示言語が変更されていることが確認できます。
これにて表示言語の変更設定は以上です。
また、「DEVICE」や「NETWORK」、「OBJECTS」などの上部のタブの表記は日本語にはなりません。
気づいた点
コミットは不要
表示言語の設定は config に保存されるものではないためコミットは不要です。
ログアウト後も表示設定は維持される(「10.1.5 ~ 10.1.8」にて)
PAN-OS が「10.1.5 ~ 10.1.8」では、webコンソールにログインしているユーザが表示言語の設定変更を実施した後にログアウトして、その後再度ログインすると言語表示設定の変更は維持されたままとなっています。
※下部でも触れますが「10.2.X」では維持されませんでした。
また、再起動の後にも言語表示設定が維持されることを確認しました。
「10.2.X」ではログアウト後に表示言語の設定が初期化される
PAN-OS が「10.2.X」では一度ログアウトすると表示言語の設定が初期化されるので、再度ログインした際にはデフォルト言語の英語に戻っています。
現時点(2022/10/31時点)では「10.2.3」まで利用可能ですが、「10.2.3」であってもログアウトすると表示言語設定が初期化されていました。
今後のアップデートなどで直るといいかなと思います。^^