Azure上にある仮想マシンを異なるサブネットに移動してみました。
仮想マシンを別のサブネットに移動させるということを試す機会があったので、実際にやってみて考慮ポイントなどがあるのかを確認してみました。
1.移動させる上での注意点
移動させる前に以下の点について注意が必要です。
- 仮想マシンを異なるサブネットに移動時に、仮想マシンのネットワークインターフェースを異なるサブネットに移動させる必要がある。
- サブネットの移動に伴い仮想マシンの再起動が発生する。
- プライベートIPは動的にする必要がある
2.AzureVMを異なるサブネットに移動させる手順
・移動させたい仮想マシンのネットワークインターフェースのリソース移動し [IP構成] を選択します。
![移動させたい仮想マシンのネットワークインターフェースのリソース移動し [IP構成] を選択](https://bonjiri-blog.com/wp-content/uploads/move-virtual-machines-to-different-subnet-002.png)
・[サブネット] の項目からプルダウンで移動先となるサブネットを選択し「保存」をクリックします。
※今回は「target_subent」というサブネットに移動させます。
![[サブネット] の項目からプルダウンで移動先となるサブネットを選択し「保存」をクリック](https://bonjiri-blog.com/wp-content/uploads/move-virtual-machines-to-different-subnet-003.png)
この時、警告にも出ますが仮想マシンは再起動されます。
・変更完了の通知が来たら完了です。

[注意点] プライベートIPは動的にする必要がある
IPアドレスを静的で設定している場合、サブネットを変更しようとすると警告表示が出てサブネットを変更することができません。

この場合は動的に変更してから、ネットワークインターフェースのサブネットを移動させてください。