AVD環境でセッションホスト作成時にエラー(OS のプロビジョニングが、割り当てられた時間内に完了しませんでした。)が発生したので、その原因と対処方法についてまとめました。
発生したエラー
ホストプールからセッションホストを作成しようとしたところ、デプロイ時に以下のようなエラーが起きました。

OS のプロビジョニングが、割り当てられた時間内に完了しませんでした。それでも、VM のプロビジョニングは正常に完了することがあります。後でプロビジョニングの状態をご確認ください。
別の記事で紹介している以下のエラーとはまた別のエラーです。
Microsoftの公式ドキュメントのトラブルシューティングのページを見ていてもこの事象に該当する解決策は載っていませんでした。

Azure Virtual Desktop 環境のホスト プールの作成 - Azure
Azure Virtual Desktop 環境のセットアップ中にテナントとホスト プールの問題をトラブルシューティングおよび解決する方法。
ログの詳細を見ても正直よくわからない状態でした。
解決策
作成する仮想マシン(セッションホスト)のサイズのスペックを上げることで解決できました。
このエラーが出た時に作成したセッションホストのサイズは [Standard_B2ms] を指定していたので、CPUもしくはメモリ不足が原因かと思い、[Standard_B4ms] として作成したところ、デプロイが成功しました。

単なるスペック不足でした。