PCがスリープモードにならないように設定してみた

pc Windows

家などでパソコンを利用しているときにトイレや買い物などで席を外してから少し時間が経つと、スリープモードに入ります。

スリープモードになると再度ログインなどが必要となり、いちいち入力するのがめんどくさかったのでPCがスリープモードにならないように設定をしてみました。

端末のOSはWindows10です。

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今回紹介する3つの設定方法

方法はいくつかあり、今回は私が見つけた3つの設定方法をそれぞれ紹介していきます。
 ※他にもっといいやり方があるかもしれないですが、その点はご容赦ください。

1.「スリープさせる設定」と「ディスプレイの電源を切る設定」を無効化する

・「スタート」から「設定」画面を開きます。

「設定」画面を開く

・「システム」を選択します。

「システム」を選択

・左のタブから「電源とスリープ」を選択して、「画面」と「スリープ」の設定をすべて「なし」に設定します。

「電源とスリープ」を選択して、すべての設定値を「なし」に設定

上部分の「画面」という設定項目が「ディスプレイの電源を切る設定」で、
スリープ」という設定項目が一定時間経過後にPCを「スリープさせる設定」です。

これら2つとも「なし」に設定することで、
一定時間経過してもスリープにはならないし、ディスプレイの電源も切られないようになります

2.「プレゼンテーションモード」を有効化する

「プレゼンテーションモード」という機能を有効化することでスリープモードにさせないようにすることもできます。

・「Windowsキー」+「R」を押して、「control」と入力して「OK」をクリックします。

「control」と入力して「OK」をクリック

コントロールパネルが開かれるので右上の検索ボックスに「windowsモビリティセンター」と入力して「windowsモビリティセンター」を開きます。

「windowsモビリティセンター」を開く

・「プレゼンテーションしていません」という項目で「オンにする」をクリックします。

「オンにする」をクリック

・「プレゼンテーションしています」という状態になったら設定完了です。

「プレゼンテーションしています」という状態になったら設定完了

プレゼンテーションモードがオンになると、タスクバーにプレゼンテーションモードのアイコンが表示されます

タスクバーにプレゼンテーションモードのアイコンが表示

この設定を入れることで、スリープしない状態になります

[上級者向け] PC起動時に自動的に有効化させる

「プレゼンテーションモードの有効化」はPCを起動したときに自動的に有効化されるように設定することもできますのでそのやり方を紹介しておきます。
※少し上級者向けの設定になるので、手順を省略して紹介します。

・「C:\Windows\System32」のフォルダにある「PresentationSettings.exe」のショートカットを作成します。

「PresentationSettings.exe」のショートカットを作成

上記のショートカットを以下のフォルダに配置します。
 「C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup」
  ※隠しファイルも参照できるようにエクスプローラーの表示設定を変更しておいてください。

「PresentationSettings.exe」のショートカットをStartupフォルダに配置

・このショートカットの「プロパティ」を開き、「リンク先」の末尾に「 /start」を追記します。

「リンク先」の末尾に「 /start」を追記

これで設定完了です。

PCを再起動後に、何も設定しなくてもタスクバーにプレゼンテーションモードのアイコンが表示されていれば正常に起動できています。

3.「仮想デスクトップ」で別のタブを開きパワーポイントをプレゼンテーションモードで起動する

最後は「仮想デスクトップ」という機能を利用して、2つ目の操作画面を作成して、そちら側の画面でPowerPointをプレゼンテーションモードで起動させておく、というものです。

これを実施してもスリープモードには入らなくなります。

・「Windowsキー」+「Tabキー」を押して出てくる画面の左上にある「+新しいデスクトップ」をクリックします。

「Windowsキー」+「Tabキー」を押して出てくる画面の左上にある「+新しいデスクトップ」をクリック

・すると「デスクトップ2」というものが出現するので、それをクリックします。

「デスクトップ2」をクリック

あとは、新しく開いたデスクトップ2の画面でPowerPointでプレゼンテーションモードにするだけです。

PowerPointでプレゼンテーションモードを実行した後は、
「Windowsキー」+「Ctrl」+「← or →(方向キー)」で
デスクトップ1とデスクトップ2(=新しく作成したほう)を行き来できる
ので、
デスクトップ1に戻ればOKです。

ですが、このやり方には欠点があり、
デスクトップ1でPowerPointを起動すると、デスクトップ2側でPowerPointが開かれてしまいます。
 ※実際に試していただくとわかるかと思います。

デスクトップ2側でPowerPointというアプリを利用しているので、PowerPointはそちら側で起動する という挙動になっている模様です。

まとめ

個人的には
1.「スリープさせる設定」と「ディスプレイの電源を切る設定」を無効化する
2.「プレゼンテーションモード」を有効化する がおすすめです。

3.「仮想デスクトップ」で別のタブを開きパワーポイントをプレゼンテーションモードで起動するは少し手間がかかるので。><

ただ、ずっとPCが付きっぱなしとなるのはセキュリティ的にはよくないことなので、家で作業をするときやパーソナルスペースが確保できるときにこの設定にすることをお勧めします。^^

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