バッチファイルを利用してIDやPW入力なしでリモートデスクトップ接続してみました。
IDやPW入力なしでリモートデスクトップ接続する
以下の内容のバッチファイルを用意して実行させます。
chcp 65001
@Echo off
Set SERVER=<ホスト名 or IPアドレス>
Set USERNAME=<ID情報>
Set PASSWORD=<PW>
Cmdkey /generic:TERMSRV/%SERVER% /user:%USERNAME% /pass:%PASSWORD%
Start mstsc /v:%SERVER%
Timeout 2
Cmdkey /delete:TERMSRV/%SERVER%
Cmdkeyコマンドで「Windowsの汎用資格情報」を作成しています。
また、登録した資格情報を残さないようにリモデ接続後に削除しています。
実行結果
実行すると以下のようにコマンドプロンプトで処理されて、リモートデスクトップ接続が起動します。
(画像ではコマンドの最後に [pause] を足して処理を止めています。)
リモートデスクトップ接続先の証明書を信頼できない場合には確認のためのポップアップが表示されます。
ポップアップで「はい」を押す、もしくは証明書が信頼できる場合には正常に接続することができます。
注意点
Cmdkeyコマンドを削除しないと情報が残る
Cmdkeyコマンドを削除しない場合、リモートデスクトップ接続自体は成功しますが資格情報が端末に残り続けてしまいます。
[コントロールパネル]の[資格情報マネージャー]で確認できます。
・「Cmdkey /delete:TERMSRV/%SERVER%」を実行しなかった場合の資格情報画面
セキュリティ上よくない
当たり前ですが、IDやPWをファイルにそのまま記載しておくことはセキュリティ上よくありません。
その点は認識したうえで、上記のやり方を利用してリモートデスクトップ接続を実施するようにしてください。