linux系OSの1つであるubuntu20.04にapacheをインストールする方法をまとめました。
また、apacheのアクセスログの確認方法とコンテンツの配置についても試してみました。
インストールコマンド
以下のコマンドでインストールが可能です。
#パッケージ一覧を更新
sudo apt update
#apacheをインストール
sudo apt install apache2
インストール後には、以下のコマンドでサービスが正常に起動していることを確認するとよいと思います。
service apache2 status
「active (running)」と表示されていれば正常に起動しています。
hogeuser@ubuntu:~$ service apache2 status
● apache2.service - The Apache HTTP Server
Loaded: loaded (/lib/systemd/system/apache2.service; enabled; vendor preset: enabled)
Active: active (running) since Sun 2022-08-28 01:19:02 UTC; 56s ago
Docs: https://httpd.apache.org/docs/2.4/
Main PID: 2671 (apache2)
Tasks: 55 (limit: 9530)
Memory: 9.1M
CGroup: /system.slice/apache2.service
tq2671 /usr/sbin/apache2 -k start
tq2673 /usr/sbin/apache2 -k start
mq2674 /usr/sbin/apache2 -k start
動作確認
実際にアクセスして確認してみます。
デフォルトの設定では以下のようなページが表示されます。
アクセスログを確認する
apacheではアクセスログを確認することができ、アクセス元のIPなどを確認することができます。
アクセスログは以下のコマンドで確認できます。
cat /var/log/apache2/access.log
結果は以下のように表示されます。
黒塗していますが、赤線の場所にこのapacheにアクセスしてきたIPアドレスが記載されます。
コンテンツを配置する
次にデフォルトのコンテンツを独自コンテンツに変更してみます。
デフォルトページにも記載がありますが [/var/www/html] フォルダにhtmlコンテンツがあります。
hogeuser@ubuntu:/var/www/html$ ls -l
total 12
-rw-r--r-- 1 root root 91 Aug 28 01:44 index.html
この [index.html] の中身を変更する、もしくは置き換えるとページの表示内容を変更することができます。
今回は以下の記事にあるhtmlコードをコピーして簡易的なコンテンツを配置してみます。
[index.html] の編集は vi コマンドを利用して実施します。
vi コマンドについては以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
hogeuser@ubuntu:/var/www/html$ cat index.html
<html>
<head>
<title>
Test-HTML-Title
</title>
</head>
<body>
Test-Body!
</body>
</html>
hogeuser@ubuntu:/var/www/html$
変更後、再度ページにアクセスして確認してみます。
独自のコンテンツが表示されることが確認できました。
さいごに
windowsのIISを利用すれば同じようにwebサーバを立てることができますが、
個人的にはコマンドを打つだけでwebサーバをたてられるのでlinux系OSのほうが簡単だと思います。
linux操作についてはまだまだ修行中なのでapache以外にもいろいろ試していきたいです。^^