2022年2月くらいから本格的に記事を書き始めて審査に合格するまでに約半年かかりました。
その間に何度も審査を受けては落ちていますが、Googleアドセンス審査に落ちた時に改善した内容についてまとめてみましたので、これから審査を受ける人の参考になれば幸いです。
ただ、他の方も記載されていますが、審査に合格するための明確な基準は公開されていませんし、分かりません。
なのであくまで参考としてこの記事も見ていただいて、改善や新たな気づきの一助にしてもらえればと思います。
「合格までの道のり」と「改善した内容」
技術系のブログを書いていて、今でこそ記事数は60を超えるくらい書いていますが、
Adsenseの審査自体は記事数が30を超えてから、合計7回申請しており、6回落ちています。
「AdSense の利用を開始するには、問題を解決する必要があります」という件名のメールを受信するたびに落ち込むという感じでした。
1回目の申請
申請時期:3月初旬(3/24に審査結果受領)
申請時の記事数:約 30
結果:不合格(「有用性の低いコンテンツ」の指摘)
1回目ということでダメもとで審査をしてみましたが、案の定ダメでした。
検索などしてみると「20記事以上あれば審査に合格できた」などの記事を見つけていたので、当時の私は「記事数としては行けるかもしれない。」と思って申請していましたが全然甘かったです。
2回目の申請に向けて
2回目の申請までには以下の2つを実施しました。
- プライバシーポリシーの追加
- 記事数を増やす
記事を増やすのは文字の通りですが、プライバシーポリシーについては「AdSense プログラム ポリシー」の中に必須コンテンツとして記載されていたので追加した形です。
今思えば、この時点からもっと「AdSense プログラム ポリシー」を読み込んで、自分のブログが満たしているかを見ていればもっと効率よくより良い記事を書けていたのかもしれません。
2回目の申請
申請時期:4月初旬(4/19に審査結果受領)
申請時の記事数:約 40
結果:不合格(「有用性の低いコンテンツ」の指摘)
記事数も増やして、プライバシーポリシーも整えて申請しましたが、1回目と同じ理由で審査には落ちました。
3回目の申請に向けて
この時は「まだ記事が足りないんだな。記事を増やすしかない!」と思っていて、3回目までの申請までには【記事数を増やす】ということしかしませんでした。
3回目の申請
申請時期:5月初旬(5/18に審査結果受領)
申請時の記事数:約 50
結果:不合格(「有用性の低いコンテンツ」の指摘)
記事数も増やしましたが、1、2回目と同じ理由で審査には落ちました。
3回目に落ちてようやく「過去の記事の質や量というところが良くないのでは?」ということに気づき、過去の記事の修正もするようになりました。
4回目の申請に向けて
そんな気づきを受けて、4回目の申請までには以下の2つを実施しました。
- 記事数を増やす
- 過去の記事の見直し
過去の記事の見直しは、具体的には以下の観点を見直しました。
・全体の構成の見直し(見出しの順序や見出しの文言)
・文章が回りくどい言い方、重複した言い回しになっていないか?の確認
見直してみるとひどいもので、非常にわかりづらい言い回しになっている記事も多く、
ここで初めて過去の記事のブラッシュアップの重要性に気づきました。
4、5回目の申請
・4回目
申請時期:5月下旬(6/2に審査結果受領)
申請時の記事数:約 55
結果:不合格(「有用性の低いコンテンツ」の指摘)
・5回目
申請時期:6月初旬(6/15に審査結果受領)
申請時の記事数:約 65
結果:不合格(「有用性の低いコンテンツ」の指摘)
4回目の申請では3回目の審査後の見直しを結構時間をかけて実施したので「審査に通ったな」と意味不明な自信を持って結果を待っていましたが、審査には落ちました。笑
5、6回目の申請に向けて
その後も正直どこをどのように直したらいいのか分からなくなったので、4,5回目の審査後は
前回同様以下の2つを実施して申請をしていました。
- 記事数を増やす
- 過去の記事の見直し
6回目の申請
申請時期:6月中旬(6/21に審査結果受領)
申請時の記事数:約 70
結果:不合格(「有用性の低いコンテンツ」の指摘)
6回目の審査不合格の結果を受けた後に、「なんか根本的に違うところで条件を満たしていないのではないか?」と思い立ち、改善する観点を変えました。
なのでこの改善が、今までで最も大きく改善した部分かと思います。
7回目の申請に向けて
具体的には、今までちゃんとは見てこなかった「AdSense プログラム ポリシー」を読み込み、自分の設定などがポリシーを満たしているのかを1から確認しました。
すると、「Alt属性を定義する」という部分について条件を満たしていないということに気づき、
自分の記事の中で利用しているすべての画像に対して「Alt テキスト (代替テキスト)」という部分を記載しました。
そのAltテキストの修正も含めて以下のことを7回目の申請までに実施しました。
- 「Alt テキスト (代替テキスト)」を記載
- メニューバーやサイドバーの表示の見直し
- 1記事の文字数が1,000文字以上になるように修正
- 記事のタイトルを短くした
メニューバーやサイドバーの表示の見直しについて
サイドバーにはすべてのカテゴリが表示されるように、メニューバーにはメインとなるカテゴリが表示されるように、見やすさや記事への遷移のしやすさを意識して修正しました。
1記事の文字数が1,000文字以上になるように修正について
過去の記事を見直すと1,000文字以下の記事が複数あったので、1つの目安として1,000文字という基準を勝手に設けて、
1つの記事が1,000文字以上になるように内容の追加、満たさない場合は記事の削除を実施しました。
また、内容が重複するような記事もありましたので、
重複するような記事は1つの記事にまとめ、1つの記事の質を向上させるということを実施しました。
記事のタイトルを短くしたことについて
web上での見やすさなどを意識したときに短くした方がいいのかなと思い、できる限り短くしました。
7回目の申請(合格)
申請時期:6月下旬(7/3に審査結果受領)
申請時の記事数:約 65
結果:合格
7回目の申請でやっと「サイトに AdSense 広告を配信する準備ができました」という件名の合格の通知が届きました。
通知が来たときは非常にうれしかったですし、これからも良い記事を書いていこうと改めて思えた瞬間でした。
まとめ
私が取り組んだ内容としては以下となります。
私がもともと満たしていて以下のリストに書けていないものも多くあると可能性もありますが、参考としてもらえればと思います。
- 記事数を増やす
- サイトにプライバシーポリシーがなかったので追加
- 過去の記事の見直し
‐全体の構成の見直し(見出しの順序や見出しの文言)
‐文章が回りくどい言い方、重複した言い回しになっていないか?の確認 - 「Alt テキスト (代替テキスト)」を記載
- メニューバーやサイドバーの表示の見直し
- 1記事の文字数が1,000文字以上になるように修正
- 記事のタイトルを短くする
さいごに
最初にも記載していますが、審査に合格するための明確な基準は公開されていませんし、
審査に落ちても具体的にどこが悪いのかも教えてくれるわけではないので、
私自身、記事を改善するということが非常にやりづらかったですし時間もかかりました。
ただ、改善していくに連れて記事が良いものになっている実感はあったので、審査の基準はちゃんとしてるんだなぁと今になっては思います。
合格してからこれまでの改善活動を振り返って改めて気づいたのは、
記事を見てくれる人たちから見た時の見やすさや理解しやすさを意識することが大事ということでした。
「AdSenseプログラムポリシー」にもそういった観点のことが記載されていますので、
「他の人たちから見た時にどうなのか?」を意識して記事を書くとよい記事に仕上がると思います。
そういった観点からも、個人的には「AdSenseプログラムポリシー」を改めてしっかりと読むことをお勧めします。
「記事の質」の部分だけはアドセンスポリシー内でも抽象的なイメージがありますが、
それ以外の部分については審査をするうえで重要なポイントが記載されていますので、それらをしっかりとを確認することから始めるといいのかなと思います。